置き換えて考えてみてください
おはようございます。まつど中央接骨院の濱崎です。
例え話です。Aさん、Bさん、Cさんの3人の料理人の方がいます。3人で1日に30人前の料理を作らなくてはなりません。始めのうちは、しっかりと分担して働き、AさんBさんCさん共に10人前ずつを作っていました。しかし、BさんとCさんは徐々に仕事をサボるようになり5人前しか作らなくなってしまい、その穴埋めでAさんが20人前を作り続ける事になってしまいました。やがてAさんは過労で倒れてしまいました。Aさんが倒れてしまった原因は何でしょうか?
私はBさんとCさんが仕事をサボってAさんが働き過ぎた事が原因だと思いますが、あなたはどう思いますか?これからもAさんを無理に働かせ続けますか?Aさんを救うためにはどうしたら良いでしょうか?
Aさんを救う方法は、BさんとCさんに「Aさんに仕事を押しつけずに、あなた達も10人前作りなさい」と説得し、Aさんの「仕事量を元に戻す」ことだと私は思いますが、あなたはどう思いますか?ここまでの話の流れで私と意見が合う方は、もう少しお付き合いいただき最後まで読んでください。
この例え話のAさんは、あなたの患部です。BさんとCさんは、あなたの患部に深く関わりのある筋肉や関節です。Aさんが倒れてしまった原因はAさんにあったでしょうか?ありませんよね。つまり、あなたの患部も患部自体には問題は無く「サボっている所があるために働き過ぎ」なのです。これを理解いただけなけば、「治る」という未来は見えません。患部に原因があると思い込んでいる人ほど「全然治らない」と決めつけてしまいます。
なるべく、わかりやすく例え話を作ってみましたがいかがでしたか?解りにくいと感じた方には申し訳ありません。治していくために患部がなぜ悪くなったのか考えていただけたら幸いです。